小林製薬の紅麹サプリ問題をめぐり、株主である香港の投資ファンドが当時の取締役らに損害賠償を求める裁判が始まりました。
紅麹サプリ問題の責任をめぐり、小林製薬の株のおよそ10%を保有する香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」は、小林章浩元社長など当時の取締役7人におよそ135億円の賠償を求めています。
訴状によると、オアシスは、取締役らが「品質・安全管理の義務を怠った」「公表の遅れなどで損害を拡大させ、信頼を失墜させた」などと主張しています。
オアシスは小林製薬に7人へ賠償請求をするよう求めていましたが、小林製薬が拒否したため株主訴訟を起こしました。
小林製薬は、「自社が被告ではないためコメントを出す予定はありません」としています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年10月14日放送)