富山県が2027年の開校を目指す夜間中学が、県立雄峰高校内に設置されることが正式に決まりました。
これは14日開かれた県教育委員会で承認されたものです。
夜間中学は、様々な理由で義務教育を修了できなかった人などが学ぶ中学校で、県が2027年4月の開校を目指しています。
会合では、今月10日に開かれた協議会での議論を踏まえ、通学の利便性や施設のバリアフリーの状況から雄峰高校内に設置すべきとする案が示され、了承されました。
一方、雄峰高校への設置については、車で通学する生徒の駐車場の利用を巡って、在校生に影響を及ぼさないか懸念する声があがっていて、教育委員会は入学者の動向をみながら対応していきたいとしています。