大規模災害により橋が崩落した事態を想定し、陸上自衛隊船岡駐屯地は川に仮設の橋を架ける訓練を行いました。

宮城県石巻市の北上川の河川敷で行われた訓練には、陸上自衛隊船岡駐屯地や、北海道の南恵庭駐屯地の隊員など、約100人が参加しました。

訓練は東日本大震災クラスの地震の発生により、橋が崩落し孤立した地域が発生した想定で行われました。

隊員たちは全長約220メートルの組み立て式の橋を川に架け、車両が安全に通行できるかなどを確認しました。

船岡駐屯地第2施設団 酒寄幸夫架橋中隊長
「国民の皆さまの生命と財産を守れるよう、さらなる練度向上を図って、国民の負託に応えるようにしていきたい」

今回、設置した橋は、東日本大震災でも活用されたということです。

仙台放送
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