仙台市職員の男が、セラミックファンヒーター1台を盗んだとして現行犯逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、仙台市総務局人材育成部厚生課の主任・菅井誠一容疑者(63歳)です。
警察によりますと、菅井容疑者は、11月2日午後1時半前、泉区のリサイクルショップで販売価格4400円のセラミックファンヒーター1台を盗んだ疑いがもたれています。
菅井容疑者が会計をせずに店の外に出ようとしたことから、店員が警察に通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し菅井容疑者は、「売られていたヒーターを盗みました」と容疑を認めているということです。
仙台市の会見
「この度は大変申し訳ございませんでした」
逮捕を受けて、2日、仙台市は会見を開きました。
仙台市によりますと、菅井容疑者は2022年3月に定年退職し、その翌月から再任用されました。
これまでの勤務態度に問題はなかったということです。
市は「店舗に迷惑をかけ、また、市民の皆さんの信頼を損ねてしまい、お詫び申し上げます」としたうえで、処分については「今後の捜査状況を踏まえて厳正に対処してまいります」とコメントしています。