フィリピンを拠点とする犯罪グループ「JPドラゴン」から分裂して、特殊詐欺を繰り返していたとみられる日本人の男女ら6人が拘束されました。
フィリピン当局によりますと、首都マニラ近郊のケソン州やブラカン州で7日に拘束されたのは、岩本三矢子容疑者(34)ら男女6人です。
このうち岩本容疑者ら5人は、フィリピンを拠点とする元暴力団員らの犯罪グループ「JPドラゴン」から分裂して特殊詐欺などを繰り返していたとみられています。
岩本容疑者らには日本で詐欺や窃盗の疑いで逮捕状が出ていて、今後、強制送還される見通しです。
「JPドラゴン」をめぐっては、リーダーとされる吉岡竜司容疑者(55)が2025年6月に拘束されるなど、摘発が相次いでいます。