ミャンマーで実権を握る国軍が、仏教の祭りが開かれていた会場を空爆し、子どもを含む32人が死亡しました。
現地メディアによりますと、北部ザガイン地域で6日、満月の夜を祝う仏教の祭りの会場を国軍が空爆しました。
空爆は、パラグライダーに爆弾を取りつけて投下する形で行われ、それによって子どもを含む32人が死亡、50人が負傷したということです。
当時、会場周辺では、国軍に対する抗議活動が行われていました。
国軍は、2025年12月に民政移管のための総選挙を行うと発表していますが、対立勢力の支配地域に空爆を続けるなど不安定な情勢が続いています。