大阪大学の坂口志文特任教授のノーベル生理学・医学賞発表から一夜明けたきょう、大学や家族から喜びの声が上がりました。
大阪大学の吹田キャンパスでは、7日朝、坂口特任教授（74）が多くの職員や学生に出迎えられ、花束が贈呈されました。
【坂口特任教授】
Ｑ「昨日はよく寝れましたか」
「色んな方からお祝いのメッセージをいたただき、それを見ていたらすぐに時間が経ってしまいました。ちょっと寝不足であります」
坂口特任教授は、人間の体内で、過剰な免疫反応を抑えるリンパ球「制御性Ｔ細胞」を発見。がんやアレルギーなどの発症に対する予防や治療につながると期待されてい
【大阪大学の学生】
「感激しました。坂口先生みたいな先生がいらっしゃると思って阪大を志し、私たちもこれから続いていくぞというモチベーションがぶち上がり状態です」
坂口特任教授の兄・偉作さん（76）も功績をたたえました。
【兄・偉作さん】
「受賞したんやなと分かりましたので、やっと、という感じですね。スポーツ万能タイプでもないですし、性格も攻撃的でもない。おっとりした子どもだったと思います」
ノーベル賞は7日夜、物理学賞が発表されます。
