北海道南部の上ノ国町で10月6日、住宅地でクマによるブドウの食害などの被害が相次ぎました。
6日午前7時ごろ、上ノ国町大崎の住宅の家庭菜園で、ブドウ約30房が食い荒らされているのを住人が発見しました。近くではクマのふんや足跡も確認されています。
その約30分後には、上ノ国町石崎の別の住宅の庭で、柵が壊され、コンポストの生ごみが荒らされているのが見つかりました。
コンポストには魚の内臓などが入れられていたということです。いずれもクマによる被害とみられています。
いずれの現場付近でも現時点でクマの目撃情報はなく、ケガ人はいません。
現場はいずれも住宅地であることから、警察などがパトロールを強化するなど警戒を続けています。