北海道函館市で寺の敷地内に植えていたブドウ約30房が食い荒らされているのが発見されました。警察はクマの仕業とみて警戒をしています。

 10月4日午後11時ごろ、函館市にある寺の防犯カメラに、敷地内で植えているブドウの柵が壊され、親子グマ2頭が写っている様子が確認されました。

 翌5日午前10時40分ごろに寺の人が110番通報し、警察が現場を確認したところ、ブドウ30房が食い荒らされているのを発見しました。

 防犯カメラには親子グマが写っていたものの、食べている様子は写っていませんでした。現場にフンや足跡の痕跡は見つかりませんでした。

 北海道南部ではクマが畑の食物を食い荒らす食害が頻発しているため、警察はブドウを食べたのは親子グマの仕業とみて、警戒を続けています。

北海道文化放送
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