24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比171ドル50セント安の4万6121ドル28セントで取引を終えた。
アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が23日の講演で、追加利下げについて慎重に判断する姿勢を示し、FRBの利下げペースが想定よりも遅くなるといった受け止めが広がったことで売り注文が優勢だった。
また、主要な株価指数が史上最高値を更新するなか、一部のハイテク株で割高感を意識した利益を確定する売りも出た。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、75.61ポイント安の2万2497.86だった。