北海道日本ハムファイターズは9月23日(火)、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦に敗れ、レギュラーシーズンのホーム最終戦を勝利で飾ることができませんでした。

 試合は初回から2点を奪われ、この日も追う展開となりましたが、中盤から終盤にかけても楽天に得点を重ねられ、終わってみれば12安打で7点。一方、打線はわずか3安打と振るわず、2日続けての完封負けを喫しました。

 試合後、勝利した楽天のヒーローインタビューには黒川史陽が登場。次節の福岡ソフトバンクとの3連戦について問われると、会場のファイターズファンから大きな歓声が上がりました。黒川は「この声援に応えられるよう頑張ります」と語り、スタンドを沸かせました。

 そしてホーム最終戦のセレモニーは、全員でマイクパフォーマンスをしながら場内を一周しました。新庄剛志監督は、「ファイターズ、負けてしまいましたが、喜んでいいものか。ソフトバンクも負けました!」と敗戦ムードを一掃する一言。さらに「僕たちが3連勝して、万が一、ソフトバンクが3連敗したら逆転で1位になります!」とスタンドを盛り上げました。

 森本稀哲コーチは「エスコンフィールドで、なぜか選手たちが打ちます。それは皆さんのこの素晴らしい雰囲気があったからだと思います。いつもこの雰囲気を作ってくれて本当にありがとうございます!」とファンに感謝を述べました。

 場内を一周しながら選手たちも次々にマイクを持って挨拶をする中、最後に選手会長の松本剛が挨拶。「本当にこうやって、話す立場でありながら、ファンの皆様の期待に応えられず、申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、代わりにみんなが戦ってくれて、ファンの皆様が平日ナイターでも満員。そんな状態を常に作ってくれたおかげで、今我々はここにいます。これからまだ大航海続いていきますので、皆さん必ずついてきていただいて、最後の最後にはファンの皆様と共に笑えるように全力で戦っていきたいと思いますので、熱いご声援をよろしくお願いします」と締めくくりました。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。