22日に告示を迎える自民党の総裁選挙をめぐり、小泉農水相が20日午前に出馬会見を行った。フジテレビ政治部・木村祐太記者が国会記者会館から伝える。
小泉農水相は「自民党への信頼は地に落ちた」と強い危機感を示した上で、「もう一度国民の声を聞き自民党を立て直す」と決意を表明した。

小泉農水相:
もう一度国民の声を聞き、国民の思いを感じ取り、国民の不安に向き合う。そして、国民の求める安心と安全を実現する政党に自民党を立て直す。私はその先頭に立つ決意で、この度の総裁選に挑戦することといたしました。

小泉農水相は「経済が最優先」と訴え、目玉の公約として5年後の2030年度までに「国内投資135兆円、平均賃金100万円増」を目指すと強調した。

物価高対策については、「物価や賃金の上昇に合わせて基礎控除等を調整する仕組みの導入を進める」とした他、「与野党間の合意に基づき、ガソリンの暫定税率を速やかに廃止する」と述べた。
いわゆる年収の壁の引き上げについても、「2026年度以降も着実に進める」と強調した。

総裁選は、すでに出馬を表明している茂木前幹事長、小林元経済安保相、林官房長官、高市前経済安保相との5人の争いとなる見通しだ。
(「Live News days」9月20日放送より)
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