創設10年目の快挙!宮崎県三股町の三股スポーツ少年団が、全国中学生少林寺拳法大会の女子団体演武で見事日本一に輝いた。日々の厳しい稽古とチームワークで掴んだ栄冠。彼女たちの挑戦を追った。
三股スポーツ少年団、少林寺拳法全国大会で初優勝
8月に都城市で開催された全国中学生少林寺拳法大会において、三股スポーツ少年団が女子団体演武で初優勝を飾った。

同少年団は小学1年生から高校3年生まで24人で活動しており、男子団体演武でも7位入賞を果たし、男女共に好成績を残した。
基礎体力向上とチームワークが勝利の鍵
少年団では『力戦奮闘』をチームスローガンに、日々厳しい稽古に励んでいる。

「基礎体力作りに重点を置いて、誰一人として文句を言わずに毎日のランニングを欠かさずにやってきて、基礎体力が向上したのが優勝した要因です」と小玉将臣総監督は話す。厳しい稽古に加え、基礎体力作りにも重点を置いてきた成果が実を結んだ。

チームをまとめてきたのは三股中3年の渋田姫彩主将、1つ1つの動きを大事にした演武に取り組んだ。
渋田姫彩主将:今まできつい練習をみんなで頑張ってきて良かったと思いました。最初は気持ちがバラバラでやる気もあったりなかったりで、みんな
が盛り上がるような声掛けややる気が出るようなことをして、みんなを引っ張っていきました。

そして、キレのある演技が持ち味の妻ヶ丘中3年の岩元彩花選手。中心選手としてチームをけん引しました。
岩元彩花選手:
日本一を取れると思ってなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。最初は(演武が)そろわなかったけど、先生の指導のおかげでそろうことができて、気持ちも一つになって、みんなで声掛けをしながらそろえる事ができました。

2024年の大会では6位に留まった悔しさをバネに、鍛錬を積み重ねてきた三股スポーツ少年団。悲願の初優勝を成し遂げた彼女たちの次なる目標は、男女そろっての日本一だ。
(テレビ宮崎)