22日告示、10月4日投開票の自民党総裁選。
名乗りを上げたのはこれで5人目、満面の笑みで久々にカメラの前に現れたのは、高市早苗前経済安保相(64)です。

高市前経済安保相:
私、高市早苗は、来たる自民党総裁選に立候補する決意を固め、あす、政策の記者会見を開かせていただく。

笑顔に笑顔を重ねて、総裁選への決意を述べました。

高市前経済安保相:
いま必要なのは、皆さまの暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政治。精いっぱい私がベストだと思う政策を訴えてまいります。

2024年の総裁選で高市氏は、1回目の投票では9人中トップでしたが、決選投票で多くの国会議員票が石破首相に流れ、逆手負けを喫しました。

雪辱を期す高市氏にとって大きな課題となるのは、議員票の積み上げです。
会見の前には、前回協力を得た自民党の重鎮・麻生最高顧問と面会しました。

高市前経済安保相:
前回(の総裁選)もお世話になった。私としてのご挨拶、決意を伝えにまいった。

約4分の取材対応は、最後もまた笑顔。

高市前経済安保相:
政策はまた明日、よろしくお願いいたします。

一方、この約1時間後には、林芳正官房長官(64)が正式に出馬を表明しました。

林官房長官:
岸田政権、石破政権、続いてきた政策を受け継ぎながら、さらに新しいものを付け加えていければと思っています。経験をフルに生かして、日本のために働きたい。

突然辞任した閣僚の後任を度々務め、誕生日が1月19日なことから“政界の119番”とも呼ばれる林氏。

前回の総裁選では、小泉氏に次ぐ4位で、総裁選は今回が3度目の挑戦です。

林官房長官:
誰もが夢と希望と誇りを持てる日本の未来を創造するために、「林プラン」を作った。なんとか成長戦略を実現させて、景気対策もあわせて、1%の実質賃金の定着、実質賃金上昇の定着をやりたい。

一方、18日は公務が続いた小泉進次郎農水相(44)。

20日の出馬会見を前に、18日は麻生氏に加え、菅元首相や岸田前首相と面会するなど“歴代総理詣で”を行いました。

茂木敏充前幹事長(69)は、日本に駐在する海外メディアの記者に招かれ会見を開きました。

司会:
総理になったらまた来てください。

茂木前幹事長:
もちろん!

小林鷹之元経済安保相は18日、地元・千葉県の直売所を視察。

小林元経済安保相:
だいたい生産者わかります。

総裁選は22日告示、10月4日に投開票です。