高市前経済安全保障担当大臣は18日、国会内で記者団に対し自民党総裁選へ出馬する意向を表明した。
高市氏は19日に記者会見を行い、政策を発表するとしている。
他の候補者の動きも活発化している。
高市氏「未来への不安を、夢や希望に変える政治」
名乗りを上げたのは、これで5人目。

満面の笑みで久々にカメラの前に現れたのは、高市早苗前経済安全保障担当相。

高市早苗前経済安保相(64):
私、高市早苗は、来たる自由民主党総裁選挙に立候補する決意を固め、あす政策の記者会見を開きます。
笑顔に笑顔を重ねて、総裁選への決意を述べた。

高市早苗前経済安保相(64):
いま必要なのは、皆さまの暮らしや未来への不安を、夢や希望に変える政治です。精一杯、私がベストだと思う政策を訴えてまいります。

2024年の総裁選で高市氏は、1回目の投票では9人中トップだったが、決選投票で多くの国会議員票が石破首相に流れ、逆転負けを喫した。

雪辱を期す高市氏にとって大きな課題となるのは、議員票の積み上げ。

会見の前には、前回協力を得た自民党の重鎮・麻生最高顧問と面会した。

高市早苗前経済安保相(64):
前回(の総裁選)もお世話になりました。私としてのご挨拶、決意をお伝えに参った。
約4分の取材対応は、最後もまた笑顔…。

高市早苗前経済安保相(64):
政策はまた明日、よろしくお願いいたします。
写真撮影が終わらず…

高市早苗前経済安保相(64):
で、出られない…。
林芳正官房長官が正式に出馬表明
一方、この約1時間後には、林芳正官房長官が正式に出馬を表明した。

林芳正官房長官(64):
岸田政権、そして石破政権、続いてきた政策を受け継ぎながら、さらに新しいものを付け加えていければと思っています。経験をフルに生かして、日本のために働きたい。

突然辞任した閣僚の後任をたびたび務め、誕生日が1月19日なことから、“政界の119番”とも呼ばれる林氏。

前回の総裁選では小泉氏に次ぐ4位で、総裁選は今回が3度目の挑戦。

林芳正官房長官(64):
誰もが夢と希望と誇りを持てる、日本の未来を創造するために、林プランを作った。なんとか成長戦略を実現させて、景気対策も合わせて、1%の実質賃金の定着、実質賃金上昇の定着をやりたい。
候補者の動きが活発に
一方、18日は公務が続いた小泉進次郎農水相(44)。

20日の出馬会見を前に、18日は麻生氏に加え…

菅元首相や岸田前首相と面会するなど、“歴代総理詣で”を行った。

茂木敏充前幹事長は、日本に駐在する海外メディアの記者に招かれ、会見を開いた。
司会:
総理になったらまた来てください。

茂木敏充前幹事長:
もちろん!( I will!)

小林鷹之元経済安全保障担当相は18日、地元・千葉県の直売所を視察。

小林鷹之元経済安全保障担当相(50):
だいたい生産者わかります。

総裁選は、22日月曜日告示、10月4日に投開票。
(「イット!」9月18日放送より)