9月15日の「敬老の日」を前に、長野県諏訪市で最高齢の107歳の女性のもとを金子市長が訪れ、長寿を祝いました。長生きの秘けつは「心配しないこと」だそうです。

金子市長:
「誠におめでとうございます」

諏訪市の金子ゆかり市長から表彰された小口うめ子さん。市内最高齢となる107歳です。

小口うめ子さん(107):
「大正7年8月1日の生まれです。自分の年を忘れちゃうくらい」

小口さんは岡谷市出身で結婚後、下諏訪町で暮らし、4人の娘を育てました。孫は6人、ひ孫は7人です。

金子市長:
「長生きの秘けつは何ですか?」

小口うめ子さん(107):
「どういうことでしょう。あまり心配しないこと」

現在は諏訪市内の介護施設で暮らしています。病気やけがで入院することもありましたが、しっかり食べて回復してきたそうです。

金子市長:
「食べ物は何かお好きなものありますか?」

小口うめ子さん(107):
「何でも食べます」

四女の夫:
「ウナギと寿司でしょ」

9月10日の昼食はお祝いのウナギ。

小口うめ子さん(107):
「おいしい」

旅行が好きで、80歳を過ぎてから台湾やタイにも出かけたそうです。

四女・小松美恵子さん:
「私たちきょうだいと、母と一緒に海外も」

小口うめ子さん(107):
「行きました。楽しかったです」

前向きに楽しむ気持ちも元気の源となっています。

諏訪市によりますと市内の100歳以上は55人で、今年度100歳になる29人にお祝いを贈るということです。

長野放送
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