公立種子島病院の運営が10月から医療法人徳洲会に委託されることになり、このたび調印式が行われました。
南種子町と中種子町が共同で設置する公立種子島病院は、2024年10月に当時の院長が亡くなったことなどもあり、入院を制限。救急も休止していました。
そんな中、2025年6月、公立種子島病院の病院組合議会で指定管理者に徳洲会が選ばれ、10月からの運営委託が決まりました。
これを受けて、この日は調印式が行われ、徳洲会の東上震一理事長と南種子町の小園裕康町長がそれぞれ協定書に署名・押印しました。
医療法人徳洲会・東上震一理事長
「種子島の島民が安心して医療を南部の地域でも、もっと今までより良くなったということを提供できるように頑張りたい」
すでに種子島病院には8月1日から前倒しで徳洲会の医師が派遣されていて、委託後もそのまま院長として勤務する予定です。
徳洲会によりますと、10月1日から入院病床数や救急の受け入れを段階的に増やしていくということです。