石破首相の退陣表明を受けて、自民党では早くも、次の党総裁を決める総裁選挙が事実上スタートした。
党の総裁選挙管理委員会は8日、石破首相に代わる新しい自民党総裁を選出するための総裁選挙に向けて協議した。
終了後、逢沢委員長は記者会見し「党則6条2項に基づいて総裁選挙を行うことになった。速やかに党所属の国会議員、47都道府県県連・支部に総裁選挙管理委員長名で文書を発出する」と述べ、速やかに総裁選の準備に移るとした。
その上で、あす9日も選管を開き、具体的な日程などについても早急に決定するとした。
一方、総裁選の投票方法について逢沢氏は、「どのような方式で総裁選行うかは執行部で判断する」と述べるにとどめた。
党内では、都道府県の党員票も含めたフルスペック方式とするか、国会議員票のみの限定的な方式とするかで、候補者によっては有利不利が生じる可能性があるとして総裁選のあり方が注目されている。