タイの議会で新たな首相に選出されたアヌティン氏が、国王の承認を得て正式に首相に就任しました。
タイではペートンタン前首相の失職を受けて、5日に下院で首相指名選挙が行われ、新たな首相に野党第2党「タイの誇り党」のアヌティン党首が選ばれました。
アヌティン氏は7日、ワチラロンコン国王の承認を得て正式に首相に就任し、「国の抱える問題を解決し、危機から脱却させる」などと意気込みを語りました。
今後、保守派を中心とした少数与党による連立政権が発足する見通しですが、アヌティン新首相は最大野党「国民党」と、4カ月以内の下院解散を約束していて、不安定な政治状況が続く可能性があります。