5日、島根県は今年度の9月補正予算案を公表しました。
総額は152億円で、中には酒米の価格高騰による県内の蔵元への支援も盛り込まれています。
島根県が5日公表した9月補正予算案は総額152億円で、これにより今年度の一般会計予算は前年度同期と比べ、62億円増の4883億円となります。
このうち、このところのコメの値上がりに伴い、日本酒の原料になる「酒米」も価格が高騰していることから、県内酒造メーカーが県に支援を要請したのに応え、県産米の購入費を支援するとし1億1000万円余りを計上しています。
また、能登半島地震を教訓に島根半島において、地震による孤立が発生した時の救助・救援活動などにかかる震災対策事業として8億3300万円。
2025年年、出雲市で相次いだ道路照明柱の倒壊事故を受けて、各地での緊急点検のために8800万円が盛り込まれています。
この補正予算案は、10日に開会する9月定例県議会に提出されます。