中央教育審議会の作業部会で、デジタル教科書の活用についての報告書の素案が示され、発達段階に応じた使用方法などをまとめたガイドラインを策定する方針が盛り込まれました。
中教審の作業部会で示された素案では、紙、デジタルに加えて一部が紙で、一部がデジタルのハイブリッド形態の教科書の3種類を「正式な教科書」に位置づけ、検定や無償配布の対象とするとしています。
その上で、教科の特性や児童生徒の発達段階などに応じて、何年生からどの教科で使うのが良いかなどについてガイドラインの策定する方針が盛り込まれました。
新しい教科書は、2030年度から導入される可能性があります。