慢性的な渋滞を解消するため、国道2号のバイパスとして建設を進めている「福山道路」をめぐり、早期に整備するよう備後圏域の市長らが湯崎知事に要望しました。

提言書を手渡したのは、福山市の枝広市長をはじめ備後圏域の6つの市や町の市長・町長たちです。

「福山道路」は福山市中心部を通る国道2号の渋滞解消に向け、岡山県笠岡市から福山市赤坂町までを結ぶ全長16.5キロのバイパスとして計画されています。
そのうち、現在3.3キロの区間は建設が進んでいますが、残る13.2キロは未だ事業化されていません。

湯崎知事は「福山道路の整備は重要な事業だと認識している。国に対して(残りの区間の)早期の事業化を引き続き働きかけていきたい」などと応じたということです。

【福山市・枝広直幹市長】
「国はこれから令和8年度予算の議論を具体化していく。新年度事業に福山道路が居続けられるかどうか、いよいよ正念場を迎えようとしている。関係各所への働きかけを強めていきたい」

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。