愛媛県内で今年に入り確認された梅毒の感染は9月3日時点で116人確認され、調査開始以降の同じ時期で、過去最多の状況が続いています。県が状況を5日に発表しました。
愛媛県によりますと、県内で今年に入り確認された感染者は3日時点で男性86人、女性30人のあわせて116人を確認。1999年の調査開始以来、同じ時期で過去最多の状況が続いています。
保健所別では、松山市が72人で約62%を占め、次いで西条17人、今治9人、四国中央7人、宇和島5人、八幡浜3人、中予3人です。
県内の梅毒感染は2016年以降に急増。年間で過去最高だったのはおととしの142人で、去年も141人と多い状況です。
年齢別では男性で最も多いのは40代の20人、次いで20代が19人、30代が17人、50代が16人、60代が7人など。女性で最も多いのは20代で14人でほぼ半数を占め、次いで30代が7人、50代が4人、40代が3人などです。
また感染した経路では男女とも約8割が異性間との性的接触。男性のうち性風俗産業を6カ月以内に55.8%が利用していました。
愛媛県内の保健所では電話相談や無料の匿名検査を受け付けていて、県はコンドームを正しく使い不安がある人は検査を受けるよう呼びかけています。
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