福岡県北九州市にある門司税関は、今年上半期に偽ブランド品やコピー商品など2万6000点あまりの輸入を差し止めたと発表しました。
◆記者リポート
「差し止められた商品には、有名ブランドやキャラクターのグッズなどのほかに、電気製品なども並んでいます」
門司税関によりますと、今年上半期に知的財産権の侵害で輸入を差し止めた偽ブランド品やコピー商品は2万6329点で、前の年の同じ時期より3割ほど増え、3年連続で2万点を超えました。
中でもイヤホンなどの電気製品の偽物の押収は約223倍と大幅に増えています。
門司税関は「安全性が保証されていない電気製品は、爆発などの事故や安価な素材が肌に触れることによる、アレルギー症状を引き起こす危険性がある」とした上で、「極端に安い物や品質表示を確認できない物は避け、ブランド品は正規の代理店やサイトから購入していただきたい」と注意を呼びかけています。