新潟県は県内のダムや頭首工で発生した避雷設備の盗難について、調査した結果15カ所で被害が確認されたと発表しました。

県は8月26日から28日にかけて、県内のダムや頭首工で、警報局や水位局の避雷針や避雷銅線などが盗まれているのが確認されました。

その後県は全県のダムなどで調査を行った結果、村上市・胎内市・新発田市のダムや頭首工の計15カ所で盗難被害が判明したと発表しました。

県によりますと盗難被害の発生場所では、9月2日からの大雨時に落雷がありましたが、施設の機能に影響はありませんでした。

盗難被害のあった箇所の復旧には約630万円の費用が掛かるということです。

県は速やかに復旧するとともに、避雷設備への昇降装置の撤去など、被害の再発防止に取り組むとしています。

NST新潟総合テレビ
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