若手漫才師日本一を決める「M-1グランプリ2025」に福岡県太宰府市の楠田大蔵市長(50)とコンビを組んで出場することになったタレントの高田課長さんが6日の1回戦を前に「絶対優勝します」と抱負を語りました。
高田課長さんは太宰府市の応援大使を務めていて、楠田市長とコンビを組み「市長課長」として出場します。
次の市長選に出馬しないと表明している楠田市長は8月26日の会見で、M-1出場の経緯について、高田課長さんと町おこしのラストスパートをがんばっていこうと意気投合し「高田課長に引っ張ってもらいながら私もチャレンジしようという気持ちになったところです」と明らかにしていました。
高田課長さんが、6日の1回戦を前にTNCの取材に応じ、抱負を語りました。
やり取りは以下の通りです。
Q.高田課長、あした…。
A.はい、あしたM-1ですよついに。もうね、今まで史上最高のネタができたんで。ぜひ優勝目指して頑張りますんで応援してください、ちょっと。
Q.今、心境はいかがですか?
A.心境?ドキドキしてますけども…。市長がもう会見で9割ぐらいネタしゃべってるんですよ。だからもう土壇場でがらっと変えたんでね、ちょっとドキドキしてるんですけど、絶対優勝します(とガッツポーズ見せる)。
Q.ネタ合わせってどれぐらいしてますか?
A.えー、70~80回はやってます。 大宰府政庁跡で夜、蚊に刺されながらやってますよ。
Q.冗談じゃなくて本当に?
A.だってほら、市長室とか市役所の建物の中は使えないんで。 これはもうプライベートでやることなんで。公園とか行ってますよ。応援してください、とにかく。
楠田市長は26日の会見で、ネタのたたき台は高田課長さんが作り、太宰府市の良さや課題に加え、学歴詐称問題など政治風刺を盛り込んだ内容にしたいと話していました。