前線や湿った空気の影響で秋田県内は大雨となっているところがあります。これまでの度重なる雨で地盤が緩んでいるところがあり、5日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
飛世直樹アナウンサー:
「仙北市西木町上桧木内の紙風船館前です。午前中は雨が降ったりやんだりを繰り返していますが、それほど強くはありません。桧木内川の前には今月2日から土のうが積み始められていましたが、現在は川に沿ってびっしりと土のうが積まれています」
前線や暖かく湿った空気の影響で、秋田県内は南部を中心に大雨となっているところがあります。各地の5日未明から最大の6時間降水量は、秋田市大正寺で104.5ミリ、大仙市大曲で92.5ミリ、仙北市角館で87ミリなどとなっています。
仙北市の入見内川の水位が氾濫注意水位を超えたため、市は角館西長野地区の283世帯649人に高齢者等避難を出しています(午前11時時点)。
雨は5日夜遅くにかけて断続的に降る見込みで、1時間降水量は沿岸・内陸ともに30ミリと予想されています。
秋田県内はこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まります。秋田地方気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。