台風15号の接近に伴い、大分県内では4日夜、南部を中心に大雨となりました。
気象台によりますと、台風15号は県内には4日夜のはじめごろ最も接近しました。
同じ時間帯に宮崎県北部の平野部では線状降水帯が発生し、50キロほど離れた佐伯市でも1時間に70ミリの非常に激しい雨が降りました。
佐伯市での3日午後6時からの降り始めからの雨の量は288ミリとなっています。
また、大分市や佐伯市の道路では倒木の被害が確認されています。
撤去が完了しておらず、今も通行が規制されている道路もあるということです。
台風が遠ざかったことで、県内では線状降水帯が発生する恐れは無くなりました。
大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトは午後の便から運航を再開する予定です。