台風15号が愛媛県に5日未明から明け方にかけて最も近づき、各地でまとまった雨が降りました。松山市の水がめ・石手川ダムも貯水率が90%台に回復しています。
台風15号は5日午前1時頃に高知県宿毛市付近へ上陸。愛媛県には未明から明け方にかけて最も近づきました。
この台風の接近に伴って県内の大気は非常に不安定になり、各地で雷を伴ったまとまった雨が降りました。
降り始めからの雨の量は、西条・成就社で149.5ミリ、宇和島市で135.5ミリ、鬼北町で125.0ミリ、松山市で80.0ミリなどが観測されました。
松山市の水がめ・石手川ダムの周辺では、4日午前6時半以降に86.8ミリの雨が降り、貯水率は5日午前10時時点で92.5%に。降り始め前は86.0%で6.5ポイント回復しました。
台風15号は愛媛県から遠ざかっているものの、南予では5日夕方にかけてうねりを伴った3メートルの高波が予想されています。
気象台は雨により土壌が緩んでいるところもあるため、土砂災害や高波などに注意するよう呼びかけています。
#愛媛県 #台風 #大雨 #予報 石手川ダム #貯水率 #雨量 #天気 #気象