ファイターズの2軍誘致を進めている北海道恵庭市の期成会が、首都圏の2軍球場を視察していたことがわかりました。

 ファイターズが札幌圏への移転を検討している2軍本拠地。

 5000席の屋外球場に、選手寮や練習場、住宅や商業施設などを整備する構想です。

 札幌圏の自治体では「わがマチに」と誘致合戦が加熱しています。

 「農地などが数多く広がる恵庭市の西島松地区。このエリアを、先月、北海道のサポートチームが視察しました」(八木隆太郎フィールドキャスター)

 恵庭市は、ひと足早く、道のサポートチームに球場候補地の視察や、行政手続きの相談などをしているとみられます。

 さらに、署名活動などを進める恵庭市の期成会も新たな動きをみせています。

 期成会幹部らが3日、首都圏にあるファイターズとジャイアンツの2軍球場を視察しました。

 「プロ野球の力ってすごいなっていうのと地域振興に与える影響が極めて大きいものだと体感してきた」(恵庭市日本ハムファイターズ新ファーム施設誘致期成会 中川淳一幹事長)

 全国から多くの署名が集まっていて、 期成会は、9月16日には市長らに、署名と球場視察の内容を報告する方針です。

北海道文化放送
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