山梨県の「富士スバルライン」で観光バスとワゴン車が正面衝突した事故。
そこから約3カ月、突っ込んできたワゴン車は、違法な“白タク”たった疑いがあるとして運転していた男が逮捕されました。
警察の車から降りる際、こちらにチラリと目をやる男。
パキスタン国籍で無職のアハメド・ミアン・ガジ・イクラス容疑者(23)です。
事故当日は、無許可で自家用車に客を乗せて料金をとるいわゆる“白タク”行為の最中だったとみられ、東京・浅草で外国人観光客5人を乗せると、約150km離れた富士山5合目に向かっていました。
そして、センターラインを大きくはみ出し、バスと正面衝突。
直後の現場には白い煙が立ち上り、グチャグチャになったワゴン車のバンパーが事故の衝撃を物語っていました。
この事故で、アハメド・ミアン容疑者は重傷。
乗っていた外国人観光客5人も足の骨を折るなどし、全員病院に搬送されました。
警察は、いつ頃から白タク行為をしていたのかなどについて捜査しています。