福岡・飯塚市で目撃された、にわかに信じがたい光景。それは、衝突しながら走るダンプカー。

目撃者:
ダンプカーとぶつけられた車が目の前をサーッと流れていった。映画のワンシーンのような光景でした。

一体、何が起きていたのでしょうか。

警察によりますと、この映像が撮影される直前にダンプカーと乗用車が接触する事故が発生。

ところが、ダンプカーは止まることなく、乗用車を押した状態で400メートル以上もの距離を走り続けていたということです。

この様子は、別のドライブレコーダーにも捉えられていました。

対向車線からやってきたのは、ダンプカーと「押される車」。
映像をよく見ると、車は完全に真横になっていて、車線を跨いだ状態で進んでいるようにも見えます。

“止まらないダンプカー”はこのあとどうなったのでしょうか。

ダンプカーに押されながら走っていた乗用車は、縁石に乗り上げるような形で停車しました。
一方のダンプカーは、少し先の店舗の前のあたりで停車したということです。

さらに別の映像には、縁石に乗り上げ停車する車と、数十メートル先にある店の敷地内に止まるダンプカーが映し出されていました。

警察は物損事故として処理。
この事故による、けが人はいないということです。