「山頂でしか味わえない」石鎚山の絶品ご褒美グルメに迫る
これから秋を迎え本格化する登山シーズン。
標高1982メートルの西日本最高峰・石鎚山の山頂では、登山者を魅了する特別な「ご褒美グルメ」が提供されている。
静岡県出身の小川日南アナウンサーが、その絶品カレーを求めて石鎚山登山に挑戦した。

石鎚山で山頂のご褒美グルメを目指す!
小川日南アナウンサー:
「やってきました石鎚山!緑もすでに綺麗なんですが、今日の目的は景色だけではありません。山頂のご褒美グルメを目指して登ります!」
西日本最高峰・石鎚山に挑んだのは静岡県出身の小川アナ。富士山に登った経験はあるものの、登山は今回が2回目。
果たして、頂上でしか味わえない特別な一皿にたどり着けるのか?

山頂まではあと少し!これは余裕かと思いきや…
小川アナウンサー:
「風が気持ちいいです」
初心者向けの土小屋ルートをひたすら歩む小川アナ。
スタート地点の土小屋から山頂までは約4.6キロの道のりで、2時間半ほどの登山になる。
小川アナウンサー:
「山頂まであと0.6キロのところまでやってきました。見てください。鳥居が見えます。これはあと少しですかね。残りも頑張ります」
成就社コースとの合流点を越え、山頂まではあと少し!これは余裕かと思いきや…
小川アナウンサー:
「山頂見えました!もう迫力がすごい!ちょっと気になったんですけど、あれ鎖ですよね?人が登っているのが見えます」
登ってる人の声:
『これヤバいわ!』

前に立ちはだかったのは石鎚山名物の鎖場
小川アナの前に立ちはだかったのは石鎚登山の名物・鎖場だ。
石鎚山には一の鎖、二の鎖、三の鎖があり、急な岩場を鎖を伝って登るのだ。
小川アナが挑むのは長さが68メートルもある三の鎖。
自信がない人には鎖を使わない迂回ルートもある。
小川アナウンサー:
「近くで見てみると、この鎖が垂直に見えるくらい上に伸びています。ゴールが見えないんですが、もうこれはやるしかない。頑張ります!」
果たして、無事に登り切れるのか?
小川アナウンサー:
「高い!くさり、きついです。でも後ろを見ると景色が雄大で本当にきれいです。ご褒美グルメのために登りますよ。よいしょ!」
美しい姿に見とれながらも山頂到着!
小川アナウンサー:
「到着しました!すごい!あれが天狗岳!向こうの山まで全部見渡せます。緑が一面広がっていてきれいです。開放感がある!登りました!やった!」

全国から登山にやってきた人も
標高1982メートルの石鎚山頂は気温25℃とすごしやすく、全国から登山にやってきた人も。
沖縄からきた登山客:
「(Q初めてですか?)初めてです。鎖がきつかったんですけど、でもきょう天気が良くて、本当よかったです。日差しが出るとちょっと暑いんですけど、風が吹くと涼しくて、もう過ごしやすいです」
東京から登山客:
「東京から旅行で来ていて、石鎚山登りたいなと思って。鎖を登ってきたんですけどすごかったですね。大きい鎖があって、足をいれないと登れないところとかあって。
(Q気温はどう?)やっぱりちょっと気温下がりますよね。上に来ると。今全然涼しいです」

ご褒美グルメとのご対面!
山頂にあるのが「石鎚神社頂上山頂」の食堂だ。
ここに登ってきた人しか味わえない、お待ちかねご褒美グルメとのご対面!
石鎚神社頂上山荘・お姫さん(愛称):
「お待たせしました。春夏秋冬天狗岳カレーになります」
ライスを石鎚山の天狗岳のように形どった天狗岳カレー。
小川アナウンサー:
「ご飯が山のようにそびえ立ってますね!この上の色が違うのは?」
石鎚神社頂上山荘・お姫さん:
「春の天狗岳はあけぼのツツジでピンクになるので、、ピンクにしています。新緑の緑の夏ですね、紅葉の秋はパプリカをかけて紅葉をイメージしています。冬は雪で何もないので真っ白です。実際の山の色をそのまま彩っています」
山頂部分を春夏秋冬に彩った、まさに山頂でしか味わえない特別な一皿だ。

雲海をイメージした白いヴァージョンも
また今年からシチューも登場。真っ白な雲海をイメージしていて、春夏秋冬天狗岳カレーと合わせて新しい名物となっている。
小川アナウンサー:
「今日はこれを食べるために、一生懸命登って来ました!ではいただきます!」
疲れた体に最初の一口は?
小川アナウンサー:
「まろやかで、ちょっと後味ピリッとしています。唐揚げがあるのもうれしい。疲れた体に染み渡ります!これは何口でもいけますね」
山頂で味わう特別な一皿。登山の疲れも吹き飛ぶおいしさだ。

石鎚山でしか味わえない美しい風景、そして天狗岳カレー
食堂の外に出て絶景の天狗岳を眺めながら食べることもできる。
小川アナウンサー:
「後ろに天狗岳、そして目の前には春夏秋冬天狗岳カレー。これはご褒美ですね。美味しい!」
初めての石鎚山登山、そこには特別なカレーと絶景が待っていた!
まだまだ厳しい残暑が続くが、石鎚山でしか味わえない美しい風景と、絶品の天狗岳カレー。
これからの登山シーズン、登った人にしか味わえない山頂グルメに挑戦してみてはいかが?
