台風についての情報です。
9月4未明に発生した台風15号が九州に接近、宮崎県内は4日昼過ぎから線状降水帯が発生する恐れがあり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

台風15号は種子島の南海上にあり、1時間に約30kmの速さで北に進んでいます。
宮崎県内は一部が強風域に入っていて、これから夜にかけて最接近する見込みです。

台風の北上に伴い、県内は局地的に非常に激しい雨が降っています。
1時間の最大雨量は、都農町で71ミリ、西米良村で58.5ミリを観測しました。

交通機関に影響が出ています。
JR日豊本線が「田野~霧島神宮」、日南線が「青島~志布志」で始発から運転を見合わせています。

(東京から都城に向かう客)
「きのうから来ているが、飛行機の中で台風ができそうだというのを知ってびっくりした。代わりの手段を考えないといけないと思っている」

また東九州道は、西都から高鍋の間で通行止めとなっています。

宮崎県内では、4日昼過ぎから線状降水帯が発生する恐れがあります。
5日昼までに予想される降水量は、多いところで1時間に60ミリ、24時間に180ミリとなっています。
土砂災害や低い土地の浸水などに厳重な警戒、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

テレビ宮崎
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