高校生に進路選択の参考にしてもらおうと、建設機械に触れて学ぶ出前授業が行われた。
福島県伊達市の聖光学院では、9月3日工学科の2年生と3年生あわせて42人が建設現場で実際に使われるクレーンを操作し、荷物を吊り上げる作業などを体験した。
この授業は、生徒たちに職業選択の幅を広げてもらおうと企画されたもので、建設重機の販売などを行う郡山市の企業が講師を務めた。
参加した男子生徒は「いざやってみると難しくて、ちっちゃな動きで大きなミスにつながることがあると思うんで、そこは気を付けないといけないのかなと思いました」と話す。
丸中産業の中澤裕之代表取締役は「(建設現場は)遠くからしか見れませんし、何をしているのかっていうのは近くで見ることができないので、間近で見るってことに関しては良い機会だったんではないかと思います」と話した。
高校生の就職活動は、まもなく本格化する。