台風の接近に伴い海上はうねりを伴って波が高く、しけています。

このため、海の便にも影響が出ています。

風速15m以上の強風域に入っている種子島の西之表市では、次第に風が強まり、海上には高い波が押し寄せていました。

このため4日は種子・屋久高速船の全便が欠航となるなど海の便に影響が出ています。

午前8時ごろの鹿児島市の種子屋久高速船乗り場です。

欠航を知らせる看板が掲げられる中、ベンチで休む人や大きな荷物を抱えた人の姿がみられました。

東京から
「父親が一周忌なので(種子島に)帰らないといけなくて。長男だから。(種子屋久高速船は)10時10分の予定だった。飛行機もやってみたけど12時半くらいがあるらしいけど。それも種子島に降りられるか分からない。こんなことになると思っていなかった」

4日はこのほか、プリンセスわかさ、フェリー屋久島2、フェリーはいびすかすの欠航が決まっています。

一方、桜島フェリーと鴨池・垂水フェリーは通常通り運航しています。

このほか、鉄道ではJR日豊本線の霧島神宮ー南宮崎間、JR日南線の志布志ー青島間で運転を見合わせています。

空の便では、鹿児島と種子島、屋久島を結ぶ便が天候調査中となっていて、航空会社ではホームページなどで運航状況を確認するよう呼びかけています。

鹿児島テレビ
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