9月3日、岩手県盛岡市は市内1つの教育・保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
園児16人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。

盛岡市によると、8月27日に市内の教育・保育施設(園児・職員100人以上)から複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、8月18日から8月29日までに、園児16人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。

感染経路等を調査したところ、排泄処理後の消毒・手洗いに一部不十分な点があったと推察され給食を原因とする食中毒の可能性は低く、症状のある人は全員回復傾向にあるという。

盛岡市は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。

(岩手めんこいテレビ)

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