名古屋市西区に住む80代の女性が、SNS上で知り合った人物から架空の投資話を持ちかけられ、およそ1億7000万円をだまし取られました。
警察によりますと、西区の80代の女性は今年3月、スマホの投資に関する広告でLINEへと誘導され、投資の専門家を名乗る人物などから株の投資話を持ちかけられました。
女性はLINEのやり取りを通じて、指定された33の口座に今年6月から8月にかけ、合計59回・およそ1億6800万円を振り込んだということです。
女性が株で儲けたなどと話したことを不審に思った家族からの指摘で被害に気付いたということです。
警察は、SNSだけでやりとりをする人を簡単に信用せず、「投資に詳しい人を紹介する」などと言われたら詐欺を疑うよう呼びかけています。