日本の南の海上にある熱帯低気圧は3日夜に台風に発達し、5日高知県にかなり接近する見込みです。
県内では、4日昼ごろから5日にかけて警報級の大雨となる可能性があります。

3日正午時点での進路予想では、南大東島の南にある熱帯低気圧は、中心気圧1004ヘクトパスカルで北北西に進んでいて3日の夜、台風に発達し北上する見込みです。
台風に発達すると台風15号となります。

その後は進路を東寄りに変え、高知県には5日午前中に最も接近すると見られています。

周辺の暖かく湿った空気の影響で、県内は大気の状態が非常に不安定となり、4日昼ごろから5日にかけて警報級の大雨となる可能性があります。

4日午後6時からの県内の24時間降水量は、多いところで300ミリの予想です。
低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害のほか竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

高知地方気象台によりますと、今のところ線状降水帯の発生は見込んでいませんが、台風の動きによっては可能性はゼロではないということです。

また大雨の予想を受けて4日、JR土讃線は高知ー窪川間の特急列車、伊野ー窪川間の普通列車、JR予土線は窪川ー江川崎間の普通列車のそれぞれ一部の運転を見合わせ。

土佐くろしお鉄道は4日正午以降、特急列車が運休となります。

中村線・宿毛線の普通列車とごめん・なはり線の列車は始発から運行予定です。

高知さんさんテレビ
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