鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区の開発を巡る公募について、鹿児島県の評価委員会は鹿児島サンロイヤルホテルを経営する鹿児島国際観光を最優秀提案者に選びました。

県は鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区を貸し付ける事業者を公募していて、新築移転を希望している鹿児島サンロイヤルホテルを経営する鹿児島国際観光1社のみが応募していました。

鹿児島国際観光は8月の公開プレゼンで、9階建てで2000人規模の式典にも対応可能なホテルの建設を提案。

評価委員会はヒアリングなどに基づき審査を行い、3日、鹿児島国際観光を最優秀提案者に決定したと発表しました。

評価は100点中60.34点で、レストランでの地産地消の取り組みなどが評価され、県内の産業・経済への貢献に関する項目では15点中11.88点と、8割近くを獲得しました。

一方で、事業コンセプトや施設計画の項目ではいずれも配点の6割に届いておらず、県とも十分協議しながら事業化の検討を進めていくべきとされています。

今後、県議会での議論を経て、最終的な決定は10月ごろになる予定です。

鹿児島テレビ
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