9月14日から始まる「ながさきピース文化祭」に向け、海上保安部と長崎県警などが3日、合同でテロに備えた訓練をしました。
訓練は、長崎港松が枝国際ターミナルでありました。
「武器を持ったテロリストが乗り込んだ旅客船が入港する」という想定です。
訓練には海上保安部や警察など12機関、約90人が参加しました。
例年12月ごろに訓練をしていますが、2025年はながさきピース文化祭の開催に合わせて早めました。
訓練では、ナイフを手にしたテロリストを警察が盾やさすまたを使って制圧します。
こちらは、不審船を追跡する訓練です。
巡視艇が不審船に威嚇射撃をし、停船させて制圧しました。
長崎海上保安部 真崎 和彦 部長(崎はたつさき)
「テロ事案をはじめ、金製品の密輸入や不法入国などの犯罪が起こりうる港。その対応のためには、警察・海保あるいは関係する機関が連携して対応することが必要であります」
ターミナルビルでは、所持品を検査する訓練もあり、各機関の緊密な連携を確認しました。