北海道南部のせたな町で、9月2日、クマが相次いで目撃されました。
せたな町瀬棚区北島歌の住宅地で2日午前8時50分ごろ、自宅の居間にいた男性が、住宅裏の木の上にいる体長80センほどのクマを見つけました。
男性はすぐに警察へ110番通報し、警察官が駆け付けましたが、すでにクマの姿はなかったということです。
その約1時間後には、現場から約500メートル離れた国道沿いの草むらで、走行中の車のドライバーがクマを目撃しました。
クマの体長は約80センチで、同一個体の可能性もあるとみられています。
この地域では8月にもクマの目撃情報があり、住宅地での出没が相次いでいることから、警察はパトロールを強化するとともに、周辺の住民に注意を呼び掛けています。