北朝鮮の金正恩総書記が中国訪問を前にミサイルの生産工程を視察しました。
朝鮮中央通信は1日、金総書記が前日(8月31日)、新たに操業した重要軍需企業所でミサイルの生産工程を視察したとする複数の画像を公開しました。
金総書記は新たに設計されたライン式のミサイル量産工程を確認し、「国防5カ年計画」の最終年に当たる今年、「ミサイル生産能力の拡大計画」を成功裏に完遂したと評価したということです。
また、金総書記は3つの新たなミサイル生産能力の増強計画と、それに伴う国防費の支出案を批准したとしています。
金総書記は3日に北京で行われる抗日戦争勝利80年の記念行事に出席する予定ですが、中国訪問を前に、国防力の強化を強調する狙いがあるとみられます。