プレスリリース配信元:株式会社RECCOO
男女ともに自分の名字には肯定的という結果に。結婚後の名字の希望は、男性は相手を尊重しつつ伝統的な習慣を重視する傾向、女性は多様な意見に分散。選択的夫婦別姓制度は男女ともに賛成が過半数。
株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出谷 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「名字」に関する調査レポートを発表します。今回の調査では、現役大学生の自分の名字に対する感情、結婚後の名字の希望、そして選択的夫婦別姓制度への考えについて男女別で調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
https://circle-app.jp/contact
■自分の名字への感情は「好き」が多数派。男女ともに肯定的な意見が優勢。
まず、回答者自身の名字に対する感情について尋ねたところ、男女ともに「好き」「どちらかというと好き」と回答した人が全体の約80%を占めました。
この結果から、多くの現役大学生が自分の名字にポジティブな感情を持っていることがわかります。しかし、詳細を見ると、男性は「好き」が45%で最も多いのに対し、女性は「どちらかというと好き」が46%で最多となっており、男性の方がより明確に自分の名字を「好き」だと認識している傾向が見られました。
■結婚時の名字は「話し合って決めるべき」が男女ともに最多。
次に、結婚後の名字についての価値観を訊きました。「結婚する際、夫婦の名字についてどのようにするのが望ましいと思いますか?」という質問に対しては、男女ともに「話し合って決めるべき」という回答が最多となりました。この結果は、現代の若者たちが、名字の選択を個人の意思やパートナーとの対話を重視する、柔軟なものとして捉えていることを示唆しています。「男性の名字に合わせるべき」という回答が男性のほうが若干多いことは、男性がより伝統的な価値観を重視する傾向があるといえます。
■自身が結婚するとなったら、男性は「相手の希望を尊重したい」がトップ、女性は意見が分散する結果に。
では、一般的な意見ではなく、自分自身が結婚する場合はどのように考えるのでしょうか。「ご自身が結婚する場合、名字はどうしたいと考えますか?」と質問したところ、こちらは男女間で明確な違いが見られました。 男性は「相手の希望を尊重したい」が44%で最も多く、次いで「自分の名字に合わせてほしい」が34%でした。
一方、女性は「相手の名字に合わせたい」が31%でトップとなり、次いで「珍しい名字や好みの名字に合わせたい」が28%、そして「相手の希望を尊重したい」が27%と続きました。
この結果は、男性が伝統的な価値観を重視しつつも、相手の希望を尊重する柔軟性も持ち合わせていることを示唆しています。また女性は、伝統的な価値観に則った人が最も多いものの、好みを反映させたい人、相手の希望を尊重したい人とあまり変わらず、意見が分散しているといえます。男性と比べ、女性のほうがより多様な考えを持っているようです。
■「選択的夫婦別姓制度」の導入には、男女ともに「賛成」が多数。反対派はやや男性のほうが多い結果に。
選択的夫婦別姓制度の導入についてどのように考えているか尋ねたところ、男女ともに「賛成」「どちらかというと賛成」の合計が過半数を超え、制度導入に肯定的な意見が多数を占めることが明らかになりました。
詳細を見ると、男性は「賛成」が28%、「どちらかというと賛成」が34%となり、合計で62%が肯定的でした。一方、女性は「賛成」が44%、「どちらかというと賛成」が32%と、合計76%が肯定的な意見であり、男性よりも明確に制度への賛成を示していることがわかります。
「反対」「どちらかというと反対」という否定的な意見は、男性で合計39%、女性で合計25%にとどまりました。特に女性の反対派は7%と少数であり、現行の制度に縛られない夫婦のあり方を望む声が若者、特に女性の間で強まっていることが示唆されました。この結果は、現代の大学生が、名字のあり方を個人の自由な選択肢として捉えていることを強く反映しています。
いかがでしたでしょうか?実際に大学生のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年7月3日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:現役大学生
・有効回答数(サンプル数):男性200人、女性200人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
https://circle-app.jp/
・Z世代調査記事バックナンバーはこちらから
https://circle-app.jp/magazine/
お問い合わせ先(サークルアップのご活用/記事使用許可についてはこちらにご連絡ください。)
https://circle-app.jp/contact/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。