8月の記録的な大雨で福岡県内の農林水産業の被害額が29億円以上にのぼり、服部知事は25日、緊急支援を実施すると発表しました。
服部知事は25日に会見を開き、総額1億6000万円規模の農林水産業への緊急支援を打ち出しました。
具体的には被災した農家の野菜や花の苗の購入費や土砂の撤去費用のほか、農業用ハウスの修繕費用などを補助します。
また、農業や漁業など経営再建のための運転資金を無利子で融資することにします。
8月9日からの記録的大雨では野菜などの農作物被害をはじめ、漁港には大量のごみや流木が流れ着くなど被害総額は29億円以上にのぼっています。
県は1日でも早く生産が再開できるよう、9月議会に補正予算を計上するとしています。