福岡市の海の中道大橋で幼い3人が亡くなった飲酒運転事故から19年となった25日、福岡市役所では高島市長や市の職員、警察関係者など約40人が飲酒運転事故の犠牲者に黙とうを捧げました。
登壇した高島市長は、福岡市内の飲酒運転による事故は減少しているもののゼロには至っていないと述べた上で、飲酒運転撲滅に向けた決意を新たにしました。
◆福岡市 高島市長
「あの事故を決して風化させることなく、かけがえのない大切な人、未来の子どもたちの命を守るために、飲酒運転撲滅の取り組みを進めていかなくてはなりません。今後とも力を合わせて福岡市から、日本から飲酒運転をなくしていきましょう」
福岡市は海の中道大橋での事故の翌月から、車か自転車を問わず飲酒運転をした職員は原則、懲戒免職としていて、昨年度は2人の職員を処分しています。