ウォールストリート・ジャーナルは23日、トランプ政権がウクライナによるロシア領内への長距離攻撃を制限していると報じました。

ウォールストリート・ジャーナルによりますと、アメリカ国防総省が2025年春以降、ウクライナがアメリカ製の長距離ミサイル「ATACMS」でロシア領内を攻撃することを制限しているということです。

トランプ大統領は21日、SNSの投稿で「攻撃せずに侵略者に勝つことはできない」と、ウクライナによる攻撃を容認する考えを示唆した上で、バイデン前大統領がこれを認めていなかったと批判していました。

報道が事実であれば、トランプ政権がウクライナによるロシア領内の攻撃を止めていたことになります。

バイデン前大統領は2024年11月、ウクライナに対してそれまで認められていなかったアメリカ製の長距離ミサイルを使用したロシア領内の攻撃を許可していました。

フジテレビ
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国際取材部
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