八ヶ岳連峰硫黄岳付近の山小屋で神奈川県藤沢市の会社員の66歳男性が体調不良となり、救助されました。
警察によりますと、22日午後5時ごろ、「同行者から一緒に登山に来た人が体調が悪くなった」と茅野警察に救助要請がありました。
同署警察署山岳遭難救助隊員が出動し、男性を背負って下山し、午後9時20分ごろ、救急隊に引き継ぎ、茅野市内の病院に搬送しました。
男性はめまいや吐き気の症状を訴えていたということです。
男性は22日、2人パーティで入山し、硫黄岳付近の山小屋で体調不良となりました。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。