岩手県内一のスイカの生産量を誇る滝沢市で、地元の小学生が春に自分たちで苗を植えたスイカを収穫しました。
みずみずしいスイカをほおばりながら農業を身近に感じていました。
滝沢小学校では、毎年春に学校の近くにある農家の畑でスイカの苗を植える体験をしています。
8月22日は、5年生約120人が訪れ、直径約30cm、重さ10kgほどに育ったスイカを代表の児童が収獲しました。
子どもたちは目を輝かせながら取れたてのスイカを堪能していました。
農家によりますと、暑さの影響で一部のつるが枯れたものの、全体的に甘くておいしいスイカになったということです。
児童からは「みずみずしくてとにかく甘い」「滝沢スイカが人気な理由もわかった。最高でした」などの声が聞かれました。
スイカ農家 駿河俊也さん
「子どもたちがすごく喜んでくれたので、すごくうれしい。滝沢スイカを収獲体験したことを将来にわたって覚えてもらって、岩手・滝沢を好きになってくれる人たちが、いっぱいできれば良い」
滝沢小学校では、今後も食育や農業への関心を高めていきたいと話しています。
(岩手めんこいテレビ)