甘ーい、旬の味です。長野市では特産の川中島白桃の出荷が本格化しています。今年は高温や雨が少なかった影響で少し小ぶりですが甘く仕上がりました。
たわわに実ったモモ。長野市川中島町発祥の「川中島白桃」です。
橘田龍一さんの畑では今、収穫の最盛期。
橘田さん:
「『縫合線』と言って、合わさっているところ、そこが、パツンパツンになっている感じ。そこが色味が変わってきて、このくらいで採るとベスト」
体験させてもらいました。
アナウンサー:
「おお!気持ちよく採れました。川中島白桃、採れました」
特別に採れたてをいただきました。
(リポート)
「甘い!採れたてなので、まだやや硬いんですが、優しいモモの甘さが口の中に広がりますね」
今年は、夏の猛暑と小雨の影響で、実はやや小ぶり傾向ですが、その分、味は濃く甘さは十分だということです。
長野市の共選所では8月18日から出荷が始まり今が最盛期。8月22日は、農家が約1000ケース、5トンほどを持ち込みました。
9月上旬まで続く見込みで、2024年より多い2000トン余りの出荷を予定しています。
県内のほか、関東や関西、海外にも出荷します。
さて、JAグリーン長野のもも部会長も務める橘田さんにおいしく食べるポイントを聞きました。
JAグリーン長野・橘田龍一もも部会長:
「少し置いておいていただいて、過熟になった方が食べやすくて、切って皮をむいて食べるのではなくて、全体を食べれば、よりおいしく召し上がってもらえる」
今年も甘く仕上がった川中島白桃。お盆明けの旬の味は9月上旬まで楽しめそうです。